三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースは、海洋生物、海洋環境、水産資源、沿岸生態系、食品・水産利用など、海と生物資源に関わる分野を幅広く学べるコースです。
学校推薦型選抜では、自然科学への関心、生物資源に関する基礎知識、海洋生物や水産資源への問題意識、将来の学習意欲などが総合的に評価されます。
この記事では、三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜について、募集人数、出願日程、推薦Ⅰ・推薦Ⅱの違い、選考内容、小論文・面接対策のポイントを解説します。
【2026年度】三重大学生物資源学部海洋生物資源学コース 学校推薦型選抜の概要
| 大学名 | 三重大学 |
|---|---|
| 学部 | 生物資源学部 |
| 学科 | 生物資源学科 |
| コース | 海洋生物資源学コース |
| 入試方式 | 学校推薦型選抜 |
| 募集人員 | 推薦Ⅰ:2名 推薦Ⅱ:6名 |
| 推薦Ⅰ | 大学入学共通テストを課さない学校推薦型選抜 |
| 推薦Ⅱ | 大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜 |
| 推薦Ⅰ 出願システム入力期間 | 2025年10月28日(火)9時〜11月10日(月)17時 |
| 推薦Ⅰ 出願書類郵送期間 | 2025年11月4日(火)〜11月10日(月)17時必着 |
| 推薦Ⅰ 選抜期日 | 2025年11月22日(土) ※志願者多数の場合のみ11月23日(日)も実施 |
| 推薦Ⅱ 第1次選考結果通知日 | 2026年2月5日(木) |
| 推薦Ⅱ 第2次選考日 | 2026年2月8日(日) |
| 選考方法 | 推薦Ⅰ:小論文・面接・出願書類 推薦Ⅱ:大学入学共通テスト・面接・出願書類 |
※上記は2026年度募集要項をもとにした情報です。年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず三重大学公式サイトの最新募集要項をご確認ください。
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースとは
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースは、海洋生物や水産資源、海洋環境、沿岸域の生態系などについて学ぶコースです。
海洋生物の生態、水産資源の持続的利用、海洋環境の保全、養殖、食品資源、海と人間社会の関係など、海洋に関わる幅広いテーマを扱います。
三重県は伊勢湾や熊野灘など、海洋・沿岸環境に恵まれた地域です。そのため、三重大学で海洋生物資源を学ぶことは、地域の海や水産資源、環境問題を実践的に考えるうえでも大きな意味があります。
海洋生物資源学コースを志望する場合は、「海が好き」「生物が好き」だけでなく、海洋生物や水産資源、海洋環境について、どのような問題意識を持っているのかを具体的に説明できることが重要です。
推薦Ⅰと推薦Ⅱの違い
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜には、推薦Ⅰと推薦Ⅱがあります。
| 区分 | 特徴 | 募集人員 | 共通テスト |
|---|---|---|---|
| 推薦Ⅰ | 農業・水産・工業に関する学科または総合学科で学んだ受験生を主な対象とする方式 | 2名 | 課さない |
| 推薦Ⅱ | 普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずる学科などを対象とする方式 | 6名 | 課す |
推薦Ⅰは共通テストを課さず、小論文・面接・出願書類で選考されます。
推薦Ⅱは大学入学共通テストを利用し、第1次選考で共通テストの成績をもとに合格者を決定し、第2次選考で面接等を行います。
出願資格・対象となる学科
海洋生物資源学コースでは、推薦Ⅰと推薦Ⅱで対象となる高等学校等の学科が異なります。
| 区分 | 対象となる高等学校等の学科 |
|---|---|
| 推薦Ⅰ | 農業、水産、工業に関する学科および総合学科 ※農業、水産、工業に関する教科・科目を20単位以上修得した者または修得見込みの者 |
| 推薦Ⅱ | 普通科、理数に関する学科、国際関係に関する学科、その他普通科に準ずると認められる学科 |
推薦Ⅰで海洋生物資源学コースを志望する場合は、志望コース欄に「海洋生物資源学コース」と書き、志望専修欄に「海洋生物資源学専修」と記入します。
推薦Ⅱで出願する場合は、生物資源学部の4コースの中から1つを選んで出願します。
選考内容
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜では、推薦Ⅰと推薦Ⅱで選考方法が異なります。
| 区分 | 選考内容 | 配点・評価 |
|---|---|---|
| 推薦Ⅰ | 小論文、面接、出願書類の内容を総合して合否を判定します。専修単位で選考が行われます。 | 小論文:100点 面接および出願書類:100点 合計:200点 |
| 推薦Ⅱ | 第1次選考では、大学入学共通テストの成績に基づいて合格者を決定します。第2次選考では、第1次選考合格者に対して、大学入学共通テストの成績、面接、出願書類により選考します。 | 共通テスト・面接・出願書類により総合判定 |
推薦Ⅰの選考当日の流れ
推薦Ⅰでは、小論文と面接が行われます。
| 教科等 | 時間 | 試験場 |
|---|---|---|
| 小論文 | 9:00〜10:00 | 生物資源学部 |
| 面接 | 10:20〜 | 生物資源学部 |
推薦Ⅰは、共通テストを課さない分、小論文・面接・出願書類の完成度が非常に重要になります。
推薦Ⅱの選考の流れ
推薦Ⅱでは、大学入学共通テストの成績を利用します。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 第1次選考 | 2026年度大学入学共通テストの成績に基づいて、募集人員の2倍程度の合格者を決定します。 |
| 第1次選考結果通知 | 2026年2月5日(木) |
| 第2次選考 | 2026年2月8日(日)に、第1次選考合格者に対して面接等を実施します。 |
| 第2次選考 | 共通テストの成績、面接、出願書類等をもとに総合的に判定されます。 |
推薦Ⅱでは、共通テストの対策に加えて、面接で海洋生物資源学コースへの志望理由を明確に説明できるようにしておく必要があります。
提出書類
三重大学生物資源学部の学校推薦型選抜では、出願書類も重要な評価材料になります。
主な提出書類としては、以下のようなものがあります。
- 調査書
- 推薦書
- 志願理由書
- 出願確認票
- その他大学が指定する書類
特に志願理由書では、海洋生物資源学コースで何を学びたいのか、なぜ三重大学なのか、将来どのように海洋生物資源分野に関わりたいのかを具体的に説明する必要があります。
小論文対策
推薦Ⅰでは、小論文が課されます。
海洋生物資源学コースを志望する場合、小論文では、海洋生物、水産資源、海洋環境、食料問題、生態系保全などに関するテーマに対応できるように準備しておくとよいでしょう。
対策としては、以下のテーマに日頃から触れておくことが重要です。
- 水産資源の持続的利用
- 海洋環境の保全
- 海洋プラスチック問題
- 地球温暖化と海洋生態系
- 養殖業の課題と可能性
- 漁業資源の管理
- 赤潮や水質汚染
- 沿岸域の生物多様性
- 魚介類の食品資源としての利用
- 地域の水産業と後継者問題
- 海洋生物と人間社会の関係
小論文では、知識を並べるだけでなく、問題の背景、原因、影響、解決策を整理し、自分の意見を論理的に述べることが大切です。
面接対策
推薦Ⅰ・推薦Ⅱともに、面接対策は重要です。
面接では、志願理由書の内容や、高校時代の学習・活動、海洋生物資源学コースへの関心について質問される可能性があります。
よくある質問としては、以下のようなものが考えられます。
- なぜ三重大学を志望したのですか。
- なぜ生物資源学部を志望したのですか。
- なぜ海洋生物資源学コースを志望したのですか。
- 海洋生物や水産資源に興味を持ったきっかけは何ですか。
- 高校時代に力を入れた学習や活動は何ですか。
- 海洋環境に関して関心のある問題は何ですか。
- 水産資源の持続的利用についてどう考えますか。
- 地元の海や水産業について知っていることはありますか。
- 入学後に学びたいテーマは何ですか。
- 将来、海洋生物資源学をどのように活かしたいですか。
面接では、暗記した回答をそのまま話すのではなく、自分の経験や関心をもとに、自分の言葉で説明できるように準備しましょう。
志願理由書対策
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜では、志願理由書の完成度も重要です。
「海が好きです」「生物が好きです」だけでは、志望理由としては弱くなりがちです。
海洋生物資源学コースで学びたい理由を、具体的な経験や問題意識と結び付けることが大切です。
おすすめの構成は以下のとおりです。
1. 海洋生物・水産資源に関心を持ったきっかけ
海での体験、釣り、漁業、水族館、探究活動、生物の授業、地域の海との関わりなど、自分が興味を持ったきっかけを説明します。
2. 高校時代の経験
理科の学習、課題研究、部活動、ボランティア、地域活動、農業・水産・工業に関する学習などを整理します。
3. 問題意識
海洋環境、水産資源、生態系、食料問題、地域の水産業などについて、自分がどのような課題を感じているのかを説明します。
4. 三重大学を志望する理由
三重県の海洋環境や、三重大学生物資源学部で学べる内容と、自分の関心を結び付けて説明します。
5. 海洋生物資源学コースで学びたい内容
海洋生物、海洋環境、水産資源、養殖、食品利用、沿岸生態系など、関心のある分野を具体的に示します。
6. 将来の目標
大学で学んだことを、将来どのように社会や地域、海洋資源の保全・活用に役立てたいのかを説明します。
海洋生物資源学コースで評価されやすい経験
海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜では、以下のような経験が志願理由書や面接で活かしやすいです。
- 生物や化学に関する探究活動
- 海洋生物や水産資源に関する自由研究
- 水産高校・農業高校・工業高校での専門的な学習
- 漁業・養殖・食品加工に関する学習や体験
- 海岸清掃や環境保全活動
- 水族館・博物館・研究施設での学習経験
- 地域の海や河川に関する調査活動
- 環境問題や食料問題に関するレポート作成
- 生物部・科学部などでの活動
ただし、実績の大きさだけが評価されるわけではありません。
「なぜその活動に取り組んだのか」「何を学んだのか」「海洋生物資源学コースでの学びにどうつながるのか」を説明できることが重要です。
倍率・難易度
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜は、推薦Ⅰが2名、推薦Ⅱが6名と募集人数が限られています。
推薦Ⅰでは、小論文・面接・出願書類で総合的に評価されるため、学力だけでなく、海洋生物資源学への関心や志望理由の明確さが重要です。
推薦Ⅱでは、大学入学共通テストの成績が第1次選考で用いられるため、共通テスト対策も欠かせません。
合格に向けては、以下の準備が重要です。
- 推薦Ⅰ・推薦Ⅱのどちらで出願するかを早めに決める
- 対象となる高等学校等の学科や履修条件を確認する
- 志願理由書を丁寧に作成する
- 推薦Ⅰでは小論文対策を行う
- 推薦Ⅱでは共通テスト対策を進める
- 面接で海洋生物資源学への関心を説明できるようにする
- 海洋環境や水産資源に関するニュースを日頃から確認する
合格者から見た対策のポイント
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜では、海洋生物や水産資源への関心を、具体的な経験や問題意識と結び付けることが重要です。
例えば、「魚が好き」「海が好き」という思いが出発点であっても、そこから海洋環境、水産資源、養殖、食料問題、生態系保全などに関心を広げ、大学で何を学びたいのかを具体化する必要があります。
また、三重大学で学ぶ理由を考える際には、三重県の海や沿岸環境、水産業との関わりを意識すると、志望理由に説得力が出ます。
こんな受験生におすすめ
- 三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースを第一志望としている
- 海洋生物や水産資源に強い関心がある
- 生物や化学の学習を活かして受験したい
- 水産・農業・工業系の学科で学んできた内容を活かしたい
- 海洋環境や水産業の課題に関心がある
- 小論文や面接対策に不安がある
- 志願理由書の書き方に悩んでいる
- 将来、海洋・水産・環境分野で活躍したい
家庭教師のカカオでできる対策
家庭教師のカカオでは、総合型選抜・学校推薦型選抜・推薦入試を経験した家庭教師が、志願理由書・小論文・面接対策をサポートしています。
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースを志望する受験生に対しても、志願理由書の作成、海洋生物資源分野のテーマ整理、小論文対策、模擬面接、活動実績の整理などを通じて、一人ひとりに合わせた受験対策を行っています。
また、実際に総合型選抜や学校推薦型選抜を経験した家庭教師から、受験当日の雰囲気や準備の進め方についてアドバイスを受けることも可能です。
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜に対応できる家庭教師が在籍
家庭教師のカカオでは、実際に総合型選抜・学校推薦型選抜・推薦入試を経験した家庭教師が指導を担当します。
- 志願理由書の添削
- 小論文対策
- 面接対策
- 海洋生物・水産資源分野のテーマ整理
- 生物・化学の学習内容と志望理由の接続
- 探究活動・課外活動の整理
- 推薦Ⅰ・推薦Ⅱに合わせた受験戦略の作成
受験経験者だからこそ分かる視点で、一人ひとりに合わせた対策を行います。
三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースの学校推薦型選抜では、出願条件の確認、志願理由書、小論文、面接、共通テスト対策まで、方式に応じた準備が必要です。
早い段階から準備を進め、自分の経験や関心を「三重大学生物資源学部海洋生物資源学コースで学びたい理由」と結び付けていきましょう。


















