東京理科大学経営学部は、経営学とデータ分析を組み合わせながら、現代社会の課題解決に取り組む人材の育成を目指している学部です。

推薦・総合型選抜(AO入試)では、学力だけでなく、これまでの活動実績や学習意欲、将来の目標、大学で学びたい内容などが総合的に評価されます。

この記事では、東京理科大学経営学部の推薦・総合型選抜(AO入試)について、出願条件や選考内容、倍率の考え方、志望理由書・面接対策のポイントを解説します。

【2026年度】東京理科大学経営学部 総合型選抜の概要

大学名 東京理科大学
学部 経営学部
入試方式 総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価)
募集学科・募集人数 経営学科:11名
ビジネスエコノミクス学科:11名
国際デザイン経営学科:20名
Web出願登録期間 2025年10月23日(木)10時〜10月31日(金)23時59分
出願書類郵送期間 2025年10月27日(月)〜11月1日(土)簡易書留郵送必着
選考日 2025年11月16日(日)
選考結果発表 2025年12月12日(金)10時
選考方法 書類審査・小論文・面接・口頭試問
選考会場 神楽坂キャンパス富士見校舎

※上記は2026年度募集要項をもとにした情報です。年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず東京理科大学公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

東京理科大学経営学部とは

東京理科大学経営学部は、経営学を中心に、経済学やデータサイエンス、情報技術なども学ぶことができる学部です。

近年は、企業経営だけでなく、データ分析やDX(デジタルトランスフォーメーション)への関心も高まっており、論理的思考力や数理的素養を持つ受験生との相性が良い学部といえます。

経営学部には、経営学科、ビジネスエコノミクス学科、国際デザイン経営学科があります。国際デザイン経営学科は、1年次を北海道・長万部キャンパス、2年次以降を神楽坂キャンパスで学びます。

出願条件

東京理科大学経営学部の総合型選抜では、学習成績、履修科目、英語資格検定の条件を満たす必要があります。

主な出願条件は以下のとおりです。

  • 東京理科大学経営学部を第一志望とし、合格した場合に入学を確約できること
  • 高等学校または中等教育学校を2026年3月卒業見込みであること
  • 数学および国語の学習成績の状況(評定平均値)がそれぞれ4.0以上であること
  • 指定された数学科目を履修していること
  • 外部英語資格・検定試験の出願資格スコアを満たしていること

学科ごとの数学の履修要件

学科 履修が求められる数学科目
経営学科 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
ビジネスエコノミクス学科 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学C
国際デザイン経営学科 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B

外部英語資格・検定試験の主な基準

外部英語資格・検定試験は、いずれか1つの出願資格スコアを満たしている必要があります。主な基準は以下のとおりです。

資格・検定試験 出願資格スコア
TEAP 225以上
TEAP CBT 420以上
GTEC CBTタイプ・検定版 930以上
英検(S-CBT含む) CSEスコア1950以上
ケンブリッジ英語検定 140以上
TOEIC L&R+S&W 1150以上
IELTS 4.0以上
TOEFL iBT 42以上

英語資格は4技能の受験が必要です。また、有効期間や証明書の提出方法にも条件があるため、必ず募集要項で確認してください。

選考内容

東京理科大学経営学部の総合型選抜では、以下の内容により選考が行われます。

  • 書類審査
  • 小論文
  • 面接
  • 口頭試問

書類審査では、調査書、志願者調書、外部英語資格・検定試験のスコア証明書などが評価対象になります。

面接では志望理由などが問われ、口頭試問では数学・英語に関する内容が扱われます。

学科ごとの小論文・口頭試問

学科 小論文 口頭試問
経営学科 数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B)に関する小論文/30分 数学・英語に関する口頭試問
ビジネスエコノミクス学科 数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B)に関する小論文/30分 数学・英語に関する口頭試問
国際デザイン経営学科 国際デザイン経営に関する小論文/60分 数学・英語に関する口頭試問

選考当日の流れ

経営学部の選考は、神楽坂キャンパス富士見校舎で行われます。

学科 時間割
経営学科・ビジネスエコノミクス学科 9:00 受付開始
9:40 着席終了
10:00〜10:30 小論文
10:30〜11:45 休憩・昼食
12:00〜 面接・口頭試問
国際デザイン経営学科 9:00 受付開始
9:40 着席終了
10:00〜11:00 小論文
11:00〜11:45 休憩・昼食
12:00〜 面接・口頭試問

当日は受験票を必ず持参し、集合場所や選考会場は当日の掲示で確認します。面接の進行状況によって待ち時間が長くなる場合もあるため、昼食や待ち時間の準備もしておくと安心です。

倍率・難易度

東京理科大学経営学部の総合型選抜は、一般選抜とは評価基準が異なります。

単に偏差値だけで合否が決まるのではなく、以下のような要素が総合的に評価されます。

  • 評定平均
  • 英語資格検定のスコア
  • 指定科目の履修状況
  • 志願者調書の完成度
  • 小論文での論理的思考力
  • 面接での受け答え
  • 数学・英語の口頭試問への対応力

募集人数は経営学科11名、ビジネスエコノミクス学科11名、国際デザイン経営学科20名です。募集人数が限られているため、早い段階から計画的に準備を進めることが大切です。

志望理由書・志願者調書対策

東京理科大学経営学部を志望する場合、「経営に興味があります」だけでは不十分です。

なぜ経営学を学びたいのか、なぜ東京理科大学なのか、なぜその学科なのかを具体的に説明できるようにする必要があります。

例えば、以下のようなテーマから、自分が興味を持った内容を具体的に示すとよいでしょう。

  • 地域活性化
  • マーケティング
  • 起業
  • データ分析
  • 消費者行動
  • 組織マネジメント
  • 国際ビジネス
  • デザイン経営
  • DX・AI活用

おすすめの構成は次のとおりです。

1. 問題意識

なぜそのテーマに興味を持ったのかを説明します。

2. 高校時代の経験

探究活動、部活動、生徒会活動、課外活動など、自分の経験を整理します。

3. 東京理科大学を志望する理由

他大学ではなく、東京理科大学で学びたい理由を明確にします。

4. 経営学部で学びたい理由

経営学部のどの分野に関心があるのかを具体的に示します。

5. 入学後の学習計画

どのような授業や研究に取り組みたいかを具体的に考えます。

6. 将来の目標

大学で学んだことを将来どのように活かしたいかを示します。

面接対策

面接では、志願者調書の内容について質問されることが多いため、提出書類との一貫性が重要になります。

よくある質問としては、以下のようなものがあります。

  • なぜ東京理科大学なのですか。
  • なぜ経営学部を志望したのですか。
  • なぜその学科を志望したのですか。
  • 高校時代に力を入れたことは何ですか。
  • その経験から何を学びましたか。
  • 入学後に学びたいことは何ですか。
  • 将来どのような仕事に就きたいですか。
  • 英語資格取得に向けてどのような努力をしましたか。
  • 数学をどのように経営学に活かしたいですか。

暗記した回答を話すのではなく、自分の言葉で説明できるように準備しましょう。

小論文対策

経営学科・ビジネスエコノミクス学科では、数学に関する小論文が課されます。

そのため、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bの基本事項を復習し、単に答えを出すだけでなく、考え方を言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

国際デザイン経営学科では、国際デザイン経営に関する小論文が課されます。

日頃からニュースや企業の取り組みに触れ、以下の観点で整理する練習をしておくとよいでしょう。

  • 問題の背景
  • 原因
  • 解決策
  • 企業や社会への影響
  • 自分の意見とその根拠

小論文では、自分の意見だけでなく、根拠を示しながら論理的に説明する力が求められます。

口頭試問対策

東京理科大学経営学部の総合型選抜では、数学・英語に関する口頭試問が行われます。

口頭試問では、知識を暗記しているかだけでなく、質問に対して落ち着いて考え、自分の考えを筋道立てて説明できるかが見られます。

対策としては、以下の準備が有効です。

  • 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学Bの基本事項を復習する
  • ビジネスエコノミクス学科志望者は数学Ⅲ・数学Cも確認する
  • 英語資格試験で扱った語彙や表現を復習する
  • 自分の志望理由を英語で簡単に説明できるようにする
  • 分からない質問を受けたときの答え方を練習する

合格者から見た対策のポイント

東京理科大学経営学部の総合型選抜では、華やかな実績よりも、「なぜその学問を学びたいのか」を論理的に説明できることが重要です。

高校時代の経験と大学で学びたい内容を結び付け、一貫したストーリーを作ることが合格への近道になります。

特に、経営学部では「経営に興味がある」という一般的な志望理由だけでなく、数学的・論理的な思考力をどのように経営学に活かしたいのかを説明できると、より説得力が増します。

こんな受験生におすすめ

  • 東京理科大学経営学部を第一志望としている
  • 総合型選抜や推薦入試での受験を考えている
  • 評定平均や英語資格を活かして受験したい
  • 志望理由書や志願者調書の書き方が分からない
  • 面接や口頭試問に不安がある
  • 数学を経営学にどうつなげるか整理したい
  • 経営学への興味をうまく言語化できない

家庭教師のカカオでできる対策

家庭教師のカカオでは、総合型選抜・推薦入試を経験した家庭教師が、志望理由書・面接・小論文対策をサポートしています。

東京理科大学経営学部を志望する受験生に対しても、志願者調書の作成、模擬面接、小論文対策、口頭試問対策などを通じて、一人ひとりに合わせた受験対策を行っています。

また、実際に総合型選抜や推薦入試を経験した家庭教師から、受験当日の雰囲気や準備の進め方についてアドバイスを受けることも可能です。

東京理科大学経営学部に対応できる家庭教師が在籍

家庭教師のカカオでは、実際に総合型選抜・推薦入試を経験した家庭教師が指導を担当します。

  • 志願者調書・志望理由書の添削
  • 面接対策
  • 小論文対策
  • 数学・英語の口頭試問対策
  • 活動実績の整理
  • 学習計画の作成サポート

受験経験者だからこそ分かる視点で、一人ひとりに合わせた対策を行います。

東京理科大学経営学部の総合型選抜では、出願条件を満たすことはもちろん、志願者調書・小論文・面接・口頭試問まで一貫した準備が必要です。

早い段階から準備を進め、自分の経験や興味を「東京理科大学経営学部で学びたい理由」と結び付けていきましょう。