筑波大学社会・国際学群国際総合学類は、国際関係、国際開発、グローバル社会の課題などを幅広く学べる学類です。
学校推薦型選抜では、英語力に加えて、国際関係や国際開発の現実的な問題に対する関心、分析力、文章表現力、コミュニケーション能力などが総合的に評価されます。
この記事では、筑波大学社会・国際学群国際総合学類の学校推薦型選抜について、募集人数、出願日程、選考内容、推薦要件、小論文・面接対策のポイントを解説します。
【2026年度】筑波大学社会・国際学群国際総合学類 学校推薦型選抜の概要
| 大学名 | 筑波大学 |
|---|---|
| 学群 | 社会・国際学群 |
| 学類 | 国際総合学類 |
| 入試方式 | 学校推薦型選抜(推薦入試) |
| 募集人員 | 20名 |
| 1校で推薦し得る数 | 推薦要件(1)または(2):2名 推薦要件(3):1名 |
| インターネット出願登録期間 | 2025年10月24日(金)〜11月10日(月)9時 |
| 出願書類郵送期間 | 2025年11月4日(火)〜11月10日(月)必着 |
| 第1次選考日 | 2025年11月27日(木)〜11月28日(金) |
| 選考方法 | 小論文・個別面接・提出書類等による総合判定 |
| 英語資格・検定試験 | B2(CEFR)相当以上のスコアを有する場合、総合評価に反映 |
※上記は2026年度募集要項をもとにした情報です。年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず筑波大学公式サイトの最新募集要項をご確認ください。
筑波大学社会・国際学群国際総合学類とは
筑波大学社会・国際学群国際総合学類は、国際関係や国際開発を中心に、現代国際社会の課題を多角的に学ぶ学類です。
国際政治、国際経済、国際協力、開発、平和、環境、人権、移民、貧困、ジェンダー、多文化共生など、世界規模の課題を幅広く扱います。
単に英語が得意なだけではなく、国際社会の問題に対して自分なりの問題意識を持ち、世界的視野から分析しようとする姿勢が重要です。
学校推薦型選抜では、国際関係や国際開発への関心、外国語能力、探究活動、国際交流活動、コミュニケーション能力などが評価対象になります。
筑波大学の学校推薦型選抜とは
筑波大学の学校推薦型選抜は、学校長の推薦に基づき、書類、小論文、面接等によって志願者の能力・適性を総合的に評価する入試です。
国際総合学類では、英語力に加えて、国際関係・国際開発の現実的な問題に対する独自の視点、分析力、文章表現力が評価されます。
また、個別面接では、日本語および英語による現代国際社会に関連した問題を中心に、理解力とコミュニケーション能力が総合的に評価されます。
出願資格・推薦要件
国際総合学類の学校推薦型選抜では、学校長の推薦を受けたうえで、大学が定める出願資格と推薦要件を満たす必要があります。
主な推薦要件は以下のとおりです。
| 推薦要件 | 内容 |
|---|---|
| 推薦要件(1) | 調査書の学習成績概評A段階に属する者、または筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者 |
| 推薦要件(2) | 国際関係および国際開発の諸分野の現実的問題に強い関心を持ち、世界的視野からそれを分析しようとする意欲があり、国際的に活躍できる資質を有する者で、外国語に優れた能力を持つ者、または理数系に優れた能力を持つ者 |
| 推薦要件(3) | 高等学校等において、国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流活動に取り組み、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的な素養を身に付けた者で、柔軟な発想と構想力を持ち、筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者 |
推薦要件(2)または(3)に該当する場合は、その能力や活動を証明する客観的資料や活動報告書が重要になります。
英語資格・検定試験の扱い
筑波大学の学校推薦型選抜では、英語資格・検定試験の受験自体は出願資格ではありません。
ただし、国際総合学類では、B2(CEFR)相当以上のスコアを有する場合、総合評価に反映されます。
英語資格・検定試験を提出する場合は、4技能(Listening、Speaking、Reading、Writing)のスコアが掲載された有効期限内の合格証明書または成績証明書の原本を提出する必要があります。
3技能以下のスコアを提出した場合は評価に反映できないため注意が必要です。
提出書類
筑波大学社会・国際学群国際総合学類の学校推薦型選抜では、提出書類も重要な評価材料になります。
主な書類としては、以下のようなものがあります。
- 入学志願票
- 推薦書
- 調査書
- 志望の動機
- 活動報告書
- 活動実績や能力を証明する資料
- 英語資格・検定試験の成績証明書等
特に、国際的な課題に関する探究活動や国際交流活動を推薦要件として用いる場合は、活動報告書の完成度が重要です。
選考内容
国際総合学類の学校推薦型選抜では、小論文、個別面接、提出書類等をもとに総合的に合否が判断されます。
| 選考内容 | 評価される力 |
|---|---|
| 小論文 | 英語の学力に加えて、国際関係・国際開発の現実的な問題に対する独自の視点、分析力、文章表現力などを評価 |
| 個別面接 | 日本語および英語による現代国際社会に関連した問題を中心に、理解力とコミュニケーション能力を総合的に評価 |
| 提出書類 | 調査書、推薦書、志望の動機、活動報告書、英語資格・検定試験等を総合的に評価 |
国際総合学類では、単に「英語が得意」というだけでは不十分です。
国際社会の現実的な問題について、自分の視点を持ち、論理的に分析し、日本語・英語の両方で表現できる力が求められます。
小論文対策
国際総合学類の小論文では、英語の学力に加えて、国際関係や国際開発に関する現実的な問題への理解力、分析力、文章表現力が問われます。
対策としては、以下のようなテーマに日頃から触れておくことが大切です。
- 国際紛争
- 貧困と開発
- 難民・移民
- ジェンダー平等
- 環境問題・気候変動
- 国際協力
- グローバル化
- 教育格差
- 人権問題
- 多文化共生
- 食料問題
- 安全保障
小論文では、知識を並べるだけではなく、問題の背景、原因、影響、解決策を整理し、自分の考えを論理的に述べることが重要です。
英語小論文・英文読解への対策
国際総合学類では、英語力が重要な評価対象になります。
英語の文章を読む際には、単語や文法の理解だけでなく、筆者の主張、根拠、具体例、結論を整理する練習が必要です。
おすすめの対策は以下のとおりです。
- 国際問題に関する英語記事を読む
- 英文を日本語で要約する練習をする
- 筆者の主張と根拠を整理する
- 国際問題について自分の意見を書く
- 英語で簡単に自分の意見を説明する練習をする
面接対策
個別面接では、日本語および英語によって、現代国際社会に関連した問題について質問される可能性があります。
志望理由だけでなく、国際問題への関心、探究活動の内容、将来の目標などについて、自分の言葉で説明できるように準備しましょう。
よくある質問としては、以下のようなものが考えられます。
- なぜ筑波大学を志望したのですか。
- なぜ国際総合学類を志望したのですか。
- 関心のある国際問題は何ですか。
- その問題に関心を持ったきっかけは何ですか。
- その問題の原因は何だと考えますか。
- その問題に対してどのような解決策が考えられますか。
- 高校時代に取り組んだ探究活動について説明してください。
- 国際交流活動から何を学びましたか。
- 将来、国際社会でどのように活躍したいですか。
- 英語で志望理由を簡単に説明してください。
- 最近気になった国際ニュースについて説明してください。
英語で質問される可能性もあるため、志望理由や関心のある国際問題について、英語でも簡単に説明できるようにしておくと安心です。
活動報告書対策
推薦要件(3)に該当する受験生は、国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流活動について、活動報告書を作成することになります。
活動報告書では、単に「留学した」「国際交流イベントに参加した」と書くだけでは弱くなりがちです。
以下の流れで整理すると、説得力のある内容になります。
1. 問題意識
どのような国際課題に関心を持ったのかを説明します。
2. 活動の内容
探究活動、国際交流、留学、ボランティア、発表活動など、実際に行った活動を具体的に整理します。
3. 学んだこと
活動を通じて、どのような気づきや学びがあったのかを説明します。
4. 課題の分析
その国際課題について、自分なりにどのように分析したのかを示します。
5. 今後の展望
筑波大学国際総合学類で何を学び、将来どのように社会に貢献したいのかをつなげます。
志望理由書・志望の動機対策
志望の動機では、「国際問題に興味があります」「英語が好きです」だけでは不十分です。
筑波大学社会・国際学群国際総合学類で何を学びたいのか、なぜ他大学ではなく筑波大学なのか、将来どのような方向に進みたいのかを具体的に説明する必要があります。
おすすめの構成は以下のとおりです。
1. 関心を持った国際課題
難民、貧困、教育、環境、人権、国際協力など、自分が関心を持ったテーマを示します。
2. 高校時代の経験
探究活動、国際交流、英語学習、ボランティア、コンテスト、課外活動などを整理します。
3. 問題意識
その経験を通じて、どのような問題意識を持つようになったのかを説明します。
4. 筑波大学国際総合学類で学びたい理由
国際関係や国際開発を学びたい理由と、筑波大学で学ぶ意義を結び付けます。
5. 入学後の学習計画
入学後に取り組みたい分野やテーマを具体的に示します。
6. 将来の目標
大学で学んだことを将来どのように活かしたいのかを説明します。
倍率・難易度
筑波大学社会・国際学群国際総合学類の学校推薦型選抜は、募集人員が20名と一定数ありますが、人気の高い入試方式です。
また、学習成績だけでなく、英語力、国際問題への関心、探究活動、面接での表現力などが総合的に見られるため、準備すべき内容は多いです。
特に以下の点が重要になります。
- 学習成績概評A段階、または筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力
- 国際関係・国際開発への明確な関心
- 英語力
- 小論文での分析力と文章表現力
- 日本語・英語での面接対応力
- 活動報告書や志望の動機の完成度
- 国際的な課題についての探究活動や国際交流活動
早い段階から、英語、小論文、面接、活動報告書の準備を並行して進めることが大切です。
合格者から見た対策のポイント
筑波大学社会・国際学群国際総合学類の学校推薦型選抜では、単に「英語が得意」「海外に興味がある」というだけでは十分ではありません。
重要なのは、国際社会の具体的な問題について、自分なりの問題意識を持ち、原因や背景を分析し、将来どのように関わりたいのかを説明できることです。
また、活動実績についても、参加した事実だけでなく、そこで何を考え、何を学び、次にどのような行動につなげたのかを整理することが大切です。
こんな受験生におすすめ
- 筑波大学社会・国際学群国際総合学類を第一志望としている
- 国際関係や国際開発に強い関心がある
- 英語力を活かして受験したい
- 国際交流や留学、海外経験を入試で活かしたい
- 探究活動やボランティア経験を志望理由につなげたい
- 国際問題について小論文を書けるようになりたい
- 英語面接や日本語面接の対策をしたい
- 活動報告書や志望の動機の書き方に悩んでいる
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- 志望の動機の添削
- 活動報告書の作成サポート
- 国際問題に関する小論文対策
- 英語小論文・英文読解対策
- 日本語面接対策
- 英語面接対策
- 国際課題のテーマ整理
- 活動実績の言語化
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筑波大学社会・国際学群国際総合学類の学校推薦型選抜では、学習成績、英語力、国際課題への問題意識、活動報告書、小論文、面接まで一貫した準備が必要です。
早い段階から準備を進め、自分の経験や関心を「筑波大学国際総合学類で学びたい理由」と結び付けていきましょう。


















