教師番号
3167
大学
立命館大学 映像学部・映像学科
性別
女性
AO・推薦入試の受験経験
立命館大学・映像学部・映像学科・AO入試・絵コンテ型・合格
AO・推薦入試の受験テーマ
お題が出されたものを絵コンテにしてプレゼンテーションをする
指導可能な試験科目
エントリーシート、志望理由書、面接、プレゼンテーション、絵コンテ

短期の留学経験や将来の夢に関してエントリーシートを作成しました。初めにエントリーシートを書き出したときは何が正しいのかわからず、とても迷走していました。AO入試というのは正解がどこにあるか分かりません。しかし、読みやすく簡潔な文章にすることが大事であると感じました。また、とても深いところまで自分を掘り下げるため大学に入ってからもブレることなく学習をすることができます。それがAO入試の強みかなと考えています。私は、この受験に対してとても研究したので、受験生の方にその方法を教えることが出来ます。一緒にがんばりましょう!

インタビュー

立命館大学映像学部について

高野代表:立命館大学の映像学部映像学科というのは、どんな学部、どんなことを学ぶ学部なのですか?
家庭教師:映像学部は、学科というのは映像学科しかないのですけど、5つのゾーンに分かれていまして、映画芸術、社会映像、ゲームエンターテイメント、クリエイティブテクノロジー、映像マネジメントっていう5つに分かれています。
高野代表:先生はその5つのなかでなにをやられているのですか。
家庭教師:私は映像マネジメントの方をやっています。
そうなのですね。それはAO入試で出願するときに決めておくものなのですか。
家庭教師:決まってなくても良いんですけど、将来自分がどういうことをしたいのかであったり、なんでこの映像学部を志望したのかであったり、入ったあとに何をやりたいとか、具体的にエントリーシートに書くので、ある程度は自分の目標は決まっていたほうが良いと思います。
高野代表:5つのコースがあるけれど、その必ずしも受験する段階でどこに行きたいとかは決めておく必要はないということなのでしょうか。先生は決めていたのですか。
家庭教師:私はエンターテイメントをマーケティングしたい、というのがきっかけで映像学部に入ったので、AO入試を受ける前段階で映像マネジメントに入ろうと思っていました。
高野代表:AOの受験生はあらかじめコースを決めて、という方が多いんですかね。
家庭教師:そうですね。やりたいことがある人は多いと思います。そもそも映像学部という特殊な学部なので、これをやりたい、ゲームをつくりたい、という人は割と多いと思いますけど、確定的に具体的にそこまで掘り下げなくてもいいとは思います。

立命館大学映像学部AO入試の面接について

高野代表:面接とかはありますよね。
家庭教師:はい。二次であります。
高野代表:AOの内容としては、志望理由書なんかの書類審査が最初にある感じですか。
家庭教師:はい、そうですね。最初にエントリーシートを出して、なんていうか、シナリオを制作するんですよ。物語を自分なりに解釈して書き換えるというお題と、エントリーシートを一次で出さなくてはいけなくて。
高野代表:AO入試の絵コンテ型って入試方式ですか。絵コンテ型だと、そういった課題になるということですね。
家庭教師:二次で絵コンテ型か撮影型っていう2つに分かれるんです。
高野代表:その2種類あって選べるということなのですね。先生はなぜ絵コンテ型にされたのですか。
家庭教師:倍率を見てですね。絵コンテ型の方が取る人数は少ないんですけど、受ける人数も撮影型より少ないので、絵コンテ型にすることにしました。
高野代表:その撮影型というはどういう課題になるのですか。
家庭教師:まず学校に行って、その場でお題が決められて、モチーフなど、こういうのにしてくださいっていうのも決められて、学校の決められた敷地内で写真を撮ってください。って言われるんですね。その写真で起承転結で物語を作成しにくてはいけなくて、そのあとの面接でプレゼンテーションをします。
高野代表:面接ではプレゼンテーションを含めた面接なのですね。時間はどれくらいなのですか。
家庭教師:だいたい30〜40分くらいだった気がします。
高野代表:それは面接官の人数は何人だったのですか。
家庭教師:2人ですね。
高野代表:ということは30〜40分間、2人に色々聞かれるということなのですね。圧迫面接だったりするのですか。
家庭教師:圧迫ということはないのですけれど、色々聞かれますね。なんでこの学部にしたのか、この学部はこういうのがあるけど、それは出ますか、とか。あとは、映像学部なので、映画のこととかも聞かれました。

立命館大学映像学部では面接で映画について聞かれる

高野代表:映画のことも聞かれるんですか?映画の何を見たことはありますか?とかですか。
家庭教師:はい。ここは映像学部なので、映画についてあなたが思うことを話してください。
高野代表:映画についてあなたが思うことを話してください。という質問の求められている回答というのはどういうものなのですか。
家庭教師:模範解答というのはわからないのですが、その受験生が映画を見たときに、どう解釈して、どういう風に思ったのか、視聴者がとういう風に感じたのか、そういうのを上手く伝えられる人は良いんだと思うんですけど。
高野代表:先生の場合はどういう風に答えますか。
家庭教師:私はですね、もともとディズニーのアニメーションが好きで、実写版のシンデレラが好きで、そのアニメーション、実写版、原作を比べたことがあって、そのときの経験を話しました。
高野代表:すごいですね。もしそういった質問が本番であっても、そういった話ができる、ってことなのですね。でも良いですね。もともとあったネタがあるというのは。そういうのがあるとすごいですね。
家庭教師:そうですね。その経験はAO入試を受ける、ってなったときに用意した経験なので、あ、良かったなっていう感じがしました。
ほかにもAO入試を受けるっていうんで、用意した準備ってあるんですか。
家庭教師:私は交換留学として、オランダに行ったことがあるので、その経験であったり、あとはイベントとかの作成もしたことがあるので、その経験をエントリーシートに書きました。
高野代表:エントリーシートってどんな内容になるんですか。
家庭教師:質問がABCの3つあって、割と書かなきゃならなかったですね。自分がやってきた経験、なんで映像学科にしたのかですね。
高野代表:AO入試を受けようと思ったきっかけとか何かあるんですか。
家庭教師:きっかけは私の知り合いの先輩が、映像学部をAO入試で受けたっていうのを高校1年生くらいのときに聞いたんですね。そのときに映像学部いいなと漠然と思っていたので、いろいろと話を聞いて、絵コンテとか撮影型とかあるよ、っていう話しを聞いて、面白そうだなって思ったのと、私は勉強がそんなに好きじゃなかったので、いまの成績じゃ、たぶん無理だと思って。

センター試験を絶対に受けたくない

高野代表:勉強そんなに好きじゃなかったんですね。
家庭教師:好きじゃなかったですね。そもそもセンターっていうのを受けたくなくて。私は中学受験をしたんですけど、教室にテストまであと何日とか書いてあって、センターとかよく知らないけど、これは絶対に受けたくないって思ったんですよ。
高野代表:それでAO入試を志したってことなんですね。
家庭教師:そうですね。
高野代表:そこで立命館を選んだ理由っていうのは。
家庭教師:大学を選んだ理由は、私はもともとディズニーのアメリカの方で、マーケティングする、っていうのが夢で、マーケッターになりたいっていうのが夢で、エンターテイメントをマーケティングしたいって思ったんですよ。だったら、経営学部かな、って思うんですけど、でもだいたい経営学部はマーケティングはするけど、エンターテイメントのマーケティングはあんまりしないんじゃないかと思って、映像学部は映像マネジメントってコースがあるので、そこが自分にぴったりなんじゃないかなって思いました。
高野代表:なるほど。そう考えると、立命館大学の映像学部しかないって感じですね。ほかにも併願されたんですか。
家庭教師:いや、立命館大学一択です。
高野代表:一択だと、AO入試受からなかったからどうしよう、って不安になりませんか。
家庭教師:すごく不安になりましたし、高校の先生からもすごく止められました。

高校の先生を説得する

高野代表:高校の先生にとめられたってことですけど、高校の先生はどうやって説得したんですか。
家庭教師:説得できたのかはわからないですけど、一本でいくのは危ない、ちゃんと勉強しておいた方が良い。もちろん、ごもっともなことなんですけど。私は集中しちゃう人間なので、100の人と50の人でいったら、100の人に負けると思ったんですよ。だから0か100で100で行くしかないと思ってAO入試を受けました。
高野代表:やっぱりAO入試だと、50:50のひとより、100:0でAO入試に費やせる人は強いと思いますか。
家庭教師:人によるとは思うんですけど、100で受けている人ももちろん居るので、みんながみんな入れるわけではないので、そこは一般入試よりも狭いものじゃないですか。だから、それを受けるのであれば、それなりの覚悟がいるのかなって思います。
高野代表:なるほど。先生は覚悟して、本当に第一志望一本でいったということなんですね。ちなみに、どういうマインドセットで、どういう気持ちで、本当に不安だと思うんですよ。それはやっぱり、落ちたら浪人しよう、って気持ちでいくのが良いんですかね。
家庭教師:いや、それは良くないと思いますね。もしものことでおいておくぐらいで。
高野代表:とりあえずは、もう目の前のことに集中して全力を注いで、落ちたら落ちてから考えよう、くらいの気持ちでってことなのですね。
家庭教師:そうですね。まずは自信が大事です。
高野代表:自信って大事なのですか。
家庭教師:大事ですね。なんていうか、メンタルとの戦いじゃないですか、あーダメかもしれない、とか思っただけで、どんどん気持ちが落ちていくので。
高野代表:先生は常に前向き、上向きだったということですね。
家庭教師:そうですね。
高野代表:先生の場合は、AO入試の準備していると途中でモチベーションが落ちてきちゃうときってあるじゃないですか。先生はそういうのはなかったんですか。
家庭教師:ぜんぜんありました。エントリーシートに何を書いて良いのかわからなかったり、これ合ってるのかなって思って泣いちゃったりしたこともぜんぜんありました。
高野代表:それはどうやって解決したんですか。
家庭教師:もうひたすら、自分が納得するまで、エントリーシートは書き直しました。

志望理由書の準備について

高野代表:志望理由書はどれくらい書き直したんですか。
家庭教師:覚えていないです。何十回くらいは書き直して、先生に添削してもらったりしました。
高野代表:学校の先生は添削をお願いたしたら、やってくれる感じなんですか。
家庭教師:そうですね。毎回放課後に添削してくださいました。
高野代表:それは進路指導の先生なんですか。
家庭教師:その先生は国語の現代文の先生でした。進路指導とかの先生ではなかったです。
高野代表:そういう先生みたいな信頼できる人を見つけるのって結構大事だと思うんですけど、先生の場合はどうやって見つけた、国語の先生に頼ろうと思ったんですか。
家庭教師:学校にそういうシステムがありまして、推薦期間とかAO入試前の期間がくると、推薦AO受けたい人は、専任の先生っていうんですかね、現代文とか国語の先生がつけていただけるっていう仕組みがありました。
高野代表:それは良いですね。この先生にって感じで決まっている感じなんですね。

AO入試の準備では信頼できる人を見つける

高野代表:ちなみに、先生とか信頼できる人がいなかったら、どうでしたか。AO入試においてそういう人って必要ですかね。
家庭教師:そうですね。自分のエントリーシートって自分では評価できないんです。自分の主観が入っちゃっているから、これでいいじゃんって思えちゃうんで。だから色んな人に見てもらうのが大事ですね。友達だったり、家族だったり、もう手当り次第いろんな先生にみてもらいました。
高野代表:先生も手当り次第、友達も含めて見てもらったって感じなかですね。とりあえず、見てもらうって感じなんですね。
家庭教師:どう思うって感じで見せていました。
高野代表:そういう形で、いろんな人に添削を受けていると、複数の人に同じ箇所を指摘されて、けれど全然正反対の指摘をされてしまうこともあるじゃないですか。そういうのはどうやって対処すればいいと思いますか。
家庭教師:同じ箇所を指摘された場合、そこは気になる部分ではあると思うんですよね。だから自分なりに理解するっていうのが大事だと思いますね。読みやすい文章にするっていうのが大前提なので、自分が何を伝えるのか、まずは書いて、順序だてて書くっていうのが一番大事だと思います。
高野代表:先生の場合は具体的にはどうしますか。
家庭教師:エントリーシートをどういうふうに作成したほうが良いのかっていう、大学からの出題があると思うので、そこを読んで、何を先に持ってきたら良いと思うのか、っていうのを自分で考えたほうがいいですね。
高野代表:なるほど。二人の意見をしっかり受け止めた上で、大学が求めていることを踏まえて、自分で考えて結論をつけるってことですね。

映像のことを学べる珍しい大学

高野代表:こうした映像のことを学べる大学・学部って本当に珍しいじゃないですか。先生がこの大学、立命館大学映像学部に魅せられた理由、選んだポイントをお聞かせ頂けますか。
家庭教師:大学選びのポイントとしては、自分が将来なにをしておきたいか、何を好きなのか、どういう職につきたいのか、っていう将来のビジョンを前提に決める必要があるのかなって思います。高校の先生とかは、大学に入ったら、将来やりたいことを決めろっていう人もいるんですけど、それも一つの意見ですし、私もそれでもいいと思いますけど、ある程度自分がなにをしたいのかっていうのを決めておかないと、大学に入ってから、あ、ここじゃなかったなって気づいてしまうと時間がもったいないなって思ってしまうので。ある程度は自分のやりたいことは決めて、例えば雑誌記事の編集をしたいのであれば文学部が良いとか、そういう漠然と自分のやりたいことがありつつ、大学を決めるっていうのが、一番最適な方法なんじゃないかと思います。
高野代表:そういった場合、先生の場合は立命館大学映像学部だったってことですね。
家庭教師:そうですね。
高野代表:最後にAO推薦総合型選抜の受験生に向けてメッセージをお願いいたします。
家庭教師:AO入試、総合型選抜は、すごく大変な入試だと思うんですけど、自分ができる、やりたいって思うことに一生懸命っていうことは絶対に合格できると思うので、私もお手伝いできたらうれしいですし、自分の経験を交えつつ、教えていきますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!