教師番号 |
3204 |
大学 |
明治大学 理工学部電気電子生命学科 |
性別 |
男性 |
AO・推薦入試の受験経験 |
明治大学理工学部 合格 成蹊大学理工学部 合格 日本大学理工学部 合格 近畿大学理工学部 合格 金沢工業大学工学部 合格 |
AO・推薦入試の受験テーマ |
電気の地産地消 |
指導可能な試験科目 |
志望理由書、活動報告書、小論文、面接、プレゼンテーション、グループ討論 |
私がAOの教師をし、受験を控えている学生たちに指導をしたい理由としては、私が受験で苦労したことや吸収したことを教え、合格を勝ち取ってほしいからです。
私は高校3年の5月にAO試験を受けようと決めました。しかし、他の同年代の友達はもうAO試験に必要な志望理由書や志望理由書に書く材料を集めていました。私は受験の準備に遅れ、焦っていました。そこで私は、志望している学部のことを知るためや、将来したいことに関する研究を行いました。特に環境DNAを用いた生物研究はとてもためになり、受験の際にも良い反応を受けられました。また、私は1日3題もの小論文を受験日間近まで行っていました。そこで身につけた文章力や時事問題を受験を控えている学生に吸収してもらい、自分を超えるような志望理由書や小論文を書けるまでに成長させる自信はあります。
上記より、私は自らの経験を活かし学力が足りないとの理由で志望していない学校をなくし、学生達が第一志望としている学校に合格してもらうために、一生懸命努めさせて頂きたいと思っています。よろしくお願い致します。
インタビュー
明治大学理工学部AO入試とは
高野代表:明治大学理工学部は学科も分かれているのですか。学科はどんな学科があるのですか。
家庭教師:私は電気電子工学科なんですけども、数学とか建築とかで違った感じであります。
高野代表:先生はなぜ電気電子工学科にされたんですか。
家庭教師:父が電気系の会社をやってまして、それでやりたいなってことで電気を学ぼうと思いました。
高野代表:自分の置かれた環境からそういった勉強が必要だよ、といった形でアピールされた形ですか。
家庭教師:自分がしたいっていうのもあり、電気電子に入ろうかなと思いました。
高野代表:AO入試の指導もかなりやられてると伺ってるんですけども。
家庭教師:高校3年生、AO入試なので早いじゃないですか。決まって合否出てからAO入試の塾でちょっと教えていました。
高野代表:そこでの経験やそこで培ったことで、AO入試で受かりやすい人とか受かりにくい人の印象はありますか。
家庭教師:面接って結構見られてるなって思って。面接の雰囲気であったりとか言ってることの具体性っていうのは、自分としてどのように考えてるかっていうのをしっかり言えたら、合格できるかなっていうのは思います。
高野代表:具体的に自分の考えてること言えないと書類がどんなに完成度高くても面接で落とされちゃうっていう感じなんですね。
家庭教師:まず自分が志望理由とか書いて提出してから、向こうが突っ込んでくるじゃないですか。その突っ込まれたことにしっかりと相手が帰ってくるだろうっていう回答、予想した回答をすることができたら、合格すると思っています。
高野代表:なるほど。相手は大学の教授じゃないですか。予想する答えっていうのは、なかなか分かるものなんでしょうか。
家庭教師:ありきたりじゃなくて、自分の考えを入れてみたりとか、自分なりの答えや面白い発想とかでしたら、評価は良くなると思います。
高野代表:やはりありきたりな答えだと合格には届かないのですか。
家庭教師:自分なりの発想っていうのがやっぱり大事なのだと思います。
高野代表:例えば、先生が指導するにあたって、自分なりの考えみたいなのを持たせるためにどうしていくのか。あとはご自身の実体験でもいいんですけども、どういったことしたのか教えていただけますか。
家庭教師:やっぱり今までしてきた経験とか過去してきたことを書いて、自分の趣味とか、やりたいこと将来やりたいことを書いて、それでどういう学校に入ろうとか、どういう教授に教えてもらうっていう。研究室とかを調べながら自分はしました。そこから、それをしたのが夏ぐらいなんですけども、自分がしたいボランティアに行ったりとか研究に行ったりとかしました。
高野代表:先生はもう元々そのAO入試を受けようと思う前からやりたいこととか、研究したいこと、興味のあることがあったのですか。
家庭教師:AO入試って決める前は、一般で電気系の大学を受けようと思ったんですけど、一般の前にAO入試があるので、チャンスが増えるってことで、そこからAO入試を考え、AO入試の材料作りっていうのは結構必要だと思い、その材料作りも自分の経験になるかなと思って、色々ボランティアとか研究とかをしました。
理系のAO入試の筆記試験について
高野代表:出願書類があって、事前課題あって、という形ですよね。
家庭教師:事前課題と当日のテストがありました。
高野代表:先生は合格されてるわけですけども、やっぱり一般入試の準備もされてきたっておっしゃったじゃないですか。なので一般入試でも合格できるようなレベルで対策されてきたってことなんですか。一般でも明治大学を受けようと思っていたんですか。
家庭教師:一般入試ではちょっと学力が足りないかなと思っていて、模試とかでもE判定とかだったんで厳しいなと。厳しいのでAOでワンチャンかけてみて、受かったって感じですね。
高野代表:数学とか英語の基礎学力とか試されるわけじゃないですか。そこは先生は結構自信はあったんですか。
家庭教師:いやいや全然なくて。明治大学と成蹊大学とかも受けたんですよ。その最初は、筆記試験がないところを受けて。まあ絶対受かりたいと思って、筆記試験がないような面接が得意だったんで、そちらを受けて、合格もらってから、最後に明治大学を受けて。自分的にはいい感じではなかったんですけども、受かってたって感じです。
高野代表:先生はAOでかなりいろんなところを受けられてますよね。ほとんど合格されてるわけじゃないですか。それは何かコツみたいなのがあるのかなと。自分なりにどう分析していますか。
家庭教師:友達と比較しているんですけども、志望理由書としては友達と同じレベルの志望理由は書けていたと思うんですけども、面接の時に自分としてははっきり言えて、言いたいことを言えたと思ったんですけども、友達は面接にちょっとコケてしまって、不合格になってしまったんですけども、やっぱり面接は結構重視されるんじゃないかなと思います。
高野代表:理系のAO入試って珍しいじゃないですか。やっぱり学力はAO入試の中でも、大体どこの理系のAO入試でも学力は試されるわけじゃないですか。でもそこは割とその、実際いま明治に受かっていて、模試E判定だったみたいな話がありますけど、なんかそれは本当に一般では手が届かないような大学のレベルでも意外と挑戦する価値はあるって感じなんですね。
家庭教師:はい全然あると思います。
高野代表:割とその筆記試験はそこまでできたってわけでもないと感じなんですか。
家庭教師:筆記試験は全然できていない感じですね。
高野代表:それでも面接で、先生の合格の決め手としては、やっぱり面接でいかに相手と差をつけるかっていうような感じなんですか。
家庭教師:だと思います。
理系のAO入試の対策法
高野代表:逆に気になるのが、先生のその差をつけることができた、面接の練習とか面接の準備とかっていうのは何かあるんですか。
家庭教師:準備で自分的に一番良かったのは、研究、環境DNAの研究したんですけども、これはやっぱり他の人はあんまりしてないと思うので、そこは一番の武器になったかなと思います。
高野代表:高校生ながらそういう研究をされてたんですか。
家庭教師:高校でそういうプロジェクトがあって、参加してみた形です。
高野代表:実際は、「参加してた」っていう感じなんですか。
家庭教師:参加して自分で研究して、自分で川に行って水取ったりとかして、そこからDNAの研究をしてました。
高野代表:それはでもAO入試受けるためにやった訳ではないんですか。
家庭教師:自分が将来したいことっていうのがあって、電気の地産地消、電気を作った場所で消費するってことなんですね。それを知るためには環境とか生物のことも必要かなと思い、環境DNA研究は合ってるかなと思って、1回してみたんです。
高野代表:相手のその準備というか、その相手の興味のレベルを超える材料みたいな、自分の武器を持ってた方がかなり有利ってことですよね。
家庭教師:そうです。
高野代表:理系の大学には行きたいけど、なんかそういう興味とか、そういう研究はまだやってないよみたいな人に対しては、どういうところから入っていくのが良いんでしょうか。
家庭教師:一番簡単な材料作りっていうのは、ボランティアとかで、一番気軽に行けたりとかすると思うので。一番武器になる、これは武器になってやりやすいなっていうのは、大学でそういう研究プロジェクトをやっていて、夏それに行ったら自分の材料を作りもできるし、成長もできるし文もかけるってことで、いいかなと思います。
高野代表:先生の場合はかなり、高校でそういうきっかけみたいなのは提供してくれたって感じなんですね。
家庭教師:はい、そうですね。
高野代表:もし高校でそういうのがなければ、自分の志望校に限らず、いろんな大学見てみて、そういうところにとりあえず足を運んでみるみたいなのがいいってことですね。
家庭教師:はいそうです。
高野代表:対策のプロセスとしては、分かりやすい感じ聞こえてしまいますけど、やっぱり細かいところ、先生的に何かアドバイスありますか。夏にとりあえず理系志望だし、夏にどっかの大学にいっぱい行って顔出してみて、それでいろいろ興味があって、こういう研究してきましたみたいに言う、という形になってるじゃないですか。他の受験生も同じようなことやって、合格されてる方っていっぱいいらっしゃると思うんですよ。そういう方と比べてやっぱ先生が合格したっていうのは何が理由だと思いますか。
家庭教師:やっぱりその面接当日とか、やってきたことを100%言える人って少ないと思います。その100%に近づけるってことが一番大切かなと思いますね。
高野代表:そのためにやっぱり練習していく、面接練習が必要ってことですよね。
家庭教師:質問してくる人、学校の先生とか塾の先生とかいろんな人に変えていったら、質問の方向性とか、視点も変わってくるので、たくさんの人にしてもらった方がいいかなと思います。
理系のAO入試は研究を調べるべし
高野代表:理系のAO入試にチャレンジする方に、何か合格経験者としてだから分かる、何かアドバイスとかってありますか。
家庭教師:まずは志望理由をしっかり固めて、知らない分、ちゃんとできない説明できない単語とかはなくしていって、それで何突っ込まれても話せるって状態にして、だいたい突っ込んできそうなとこをあえて作るっていうのも、コツかなと思って。
高野代表:あえて作るっていうのは、理論に穴があるようなところをあえて作っておくってことなんですか。
家庭教師:自分の得意なことを中心としてたら、質問されても全然答えられるっていう感じじゃないですか。ですから、自分の得意なことを中心として書きながら、他にやったことも、サブで書くって感じにしてましたね。
高野代表:自分の得意なところだけで埋め尽くしちゃうことにはならないんですね。他のところもやっぱり入れてくる必要があるんですね。
家庭教師:いろんな経験してきたっていうのはアピールしたかったので、いろんなことを書きました。
高野代表:明治大学の理工学部、成蹊大学の理工学部も合格されたとのことですが、それぞれの違いは何かあるんですか。
家庭教師:志望理由を書き出すっていうのは、アドミッションポリシーとかディプロマポリシーとかそういうのを見て、その大学がどういう人を欲しいかっていうのを見ながら、志望理由を書いていきます。明治も成蹊も内容や雰囲気は違うんですけど、大学の特徴を見ながら、あと教授の研究室でどういうことを研究してるかなっていうのを調べてから書きました。
高野代表:こういう研究してるんだっていうのをわかった上でそれに寄せて書いていくっていう感じなんですか。
家庭教師:自分が書いた書き方は、将来したいのが電気の地産地消だったので、その教授の研究を吸収して、その自分が将来したい電気の地産地消に活かしていきたいっていう風に書いたんですよ。
高野代表:なるほど。やっぱり大学が違えば、そこの取り上げる研究っていうのは違ってくるってことですね。どんな研究してるかっていうのはすぐわかるものですか。
家庭教師:全然わからなかったんで一番最初は、単語もわかってなくて、自分で調べて単語検索したり、学校の物理の先生とか親とかそういう人に聞いて、教えてもらいながら、自分なりに理解してちゃんと説明できるまで持って行けば、面接の時に大丈夫かなって感じです。
高野代表:また面接について聞きたいのですけども、理系のAO入試、推薦入試の面接ってどんな感じなのか。普通に志望理由書、出願書類について淡々と聞かれるっていう感じでしたか。
家庭教師:面接はどこの大学もその自分が書いた志望理由書から出してくる形で、向こうから問題を用意してくるっていうよりは自分の書いたものから出してくるって感じですね。
高野代表:明治大学理工学部を受けようっていう人に向けて何かこんなことやっといた方がいいよ、みたいなのありましたら教えて下さい。
家庭教師:筆記テストは勉強とか日々の学校の勉強ぐらいを、定期テストレベルの問題を完璧にできといたら、筆記は大丈夫ですね。であとは、志望理由書と面接なんですけども、志望理由はちゃんと教授のことを調べて、一つでもいいので、研究テーマの研究の書類があるんですけども、それを自分で読んで、その内容を書くんでしたら、自分でその研究のどこ突っ込まれてもいいように、調べておくって大事だと思います。
高野代表:学校の定期テストレベルは完璧にしておくっていうのが大事なんですか。
家庭教師:はい。基礎レベル、基礎基本を完璧にしとけばAO入試の問題レベルでしたら大丈夫です。
高野代表:先生は学校の試験レベルではもうかなり得意って感じだったのですか。
家庭教師:あまり学力の方より、文を書いたりとか面接とかの方が基本的にはやってて楽しいし得意だったので、AO入試を受験した形です。
高野代表:理系に興味ある人はなんか文を書くのとか、めんどくさいなみたいなこと思っちゃう人とかいっぱいそうですけど、先生はそういうわけじゃなかったんですね。
家庭教師:はい、小論文とかも毎日書いてましたし、志望理由書の文章力は小論文でアップしました。
高野代表:単に理系に興味あるだけじゃなくて、文章を書くのが好きだったりする人は、ぜひAO入試を受けた方がいいってことですね。
家庭教師:そうですね。
高野代表:最後にAO入試、推薦入試の受験生に皆さんにメッセージをお願いします。
家庭教師:やっぱり一般入試だけでしたら、チャンスは1回だけなんですけども、AO入試を受けることでチャンスも増えるし、時事問題とか自分の将来したいことっていうのを、AO入試をしたから吸収できたり将来何がしたいっていうのは、しっかり目標を持てたりすると思うので、AO入試は将来のためにも自分のためにもいい入試だと思います。