こんにちは。AO入試・推薦入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)専門の家庭教師のカカオ代表の高野祐大です。

「志望理由書」はAO・推薦の受験のありとあらゆる場面において「軸」となる、AO・推薦の基本中の“キホン”となる書類です。この「志望理由書」が攻略できないと、「AO・推薦」を攻略することは出来ません。

というわけで「志望理由書」の基本のキ、を綴って参ります。これを抑えることは、AO・推薦で合格するのに必要最低限のチェックポイントをお伝え致します。むしろ、これが出来ていない志望理由書は絶対に受かりません。

(1)各段落の一文目だけでも意味が通じるか

シンプルで分かりやすいコツが『各段落の一番最初の一文には「その段落で最も伝えたいこと」を書く。』です。これは志望理由書に限らず、読み手が理解しやすい、良い文章を書くコツですね。

AO・推薦受験生の皆様は「文章を書くプロ」ではありません。そして志望理由書を読んでくれる教授陣も「文章読解のプロ」でもありません。よく国語の文章読解の問題で「この段落で筆者が最も伝えたい一文を抜き出せ。」といったような出題があると思います。この場合、段落の中に「最も伝えたいこと」が隠れている訳です。一般的な文章では、そういったことはよくあるかと思います。

しかしながら、AO・推薦の「志望理由書」においては、文章の“書き手”も“読み手”も「プロ」ではなく「素人」です。(もちろん本を出版している教授もいますが、少なくとも文章のプロという訳ではないかと思います。)そして、読み手である教授陣は、膨大な数の出願書類に目を通さなければならない訳で、とても何回もじっくり目を通すことは出来ないのが現状です。

そうなりますと、志望理由書で重視すべきは「読みやすさ」これに尽きます。そんな「読みやすさ」を追求するには簡単です。段落ごとの最初の一文だけをつなげて読んでも「意味が通じる」ようにすれば良いのです。

例えば、ここまでの各段落の最初の一文をつなげてみますと、以下の通りになります。

シンプルで分かりやすいコツが『各段落の一番最初の一文には「その段落で最も伝えたいこと」を書く。』です。
AO・推薦受験生の皆様は「文章を書くプロ」ではありません。
しかしながら、AO・推薦の「志望理由書」においては、文章の“書き手”も“読み手”も「プロ」ではなく「素人」です。
そうなりますと、志望理由書で重視すべきは「読みやすさ」これに尽きます。

どうでしょう。大体言いたいことは分かりますね。これくらいのレベルは達成している必要があります。

(2)自分にしか語れない話があるか

少し難しいのですが「自分にしか語れない話」というか「自分しか知り得ない話」を入れるのは良い志望理由書を書くコツの一つです。

というのもAO・推薦の志望理由書で不合格になることが多いのが、付け焼き刃の文章、コピー・アンド・ペーストで作成したコピペ志望理由書です。選考している教授陣もこんな受験生は不合格にしなければ、と考えています。

そんな「コピペ志望理由書」でないことを主張するのに、単純明快なコツが「自分にしか語れない話」、自分のオリジナリティ溢れる文を入れることです。

他の人があまり語れないような話をいれるんですね。世界で自分しか体験していないようなエピソードがあれば凄く良いです。

(3)一文の長さは音読して息継ぎしなくても読める程度か

読み手に優しい文章として、志望理由書の文章全体を通して「一文の長さは音読して息継ぎしなくても読める程度」にすることが大切です。なかなか目で追って「黙読」することはよくあると思うのですが、ぜひ「音読」をする。これは意外と皆やらないのです。

そして「音読」をすると気づくことが多々あります。文章そのものの構成がおかしいこともあるのですが、やはり「一文が長すぎる」ことがあります。一文が長すぎることの何がいけないのか、それはひとえに「読みにくい」のです。

多くの志望理由書を読む教授陣に、一度読んでもらうだけで理解してもらえる文章を作るには「読みやすさ」を追求する必要があります。一文の長さは「息継ぎしないで読める程度」これを意識すると、それだけでも良い文章になるでしょう。

いかがでしたか。これらのポイントは<超・初級偏>で、本当に「必要最低限」です。これが出来ていてやっとスタート地点に立てた、と言っても過言ではないでしょう。よく準備してきた人も、そうでもない人も、是非チェックして頂いて、一人でも多くの人に「偏差値を上げずに合格」を成し遂げて頂きたいですね。

●カカオとは
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ぜひ「偏差値」の概念をぶっ壊して、果敢にチャレンジして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

高野 祐大
高野 祐大
家庭教師のカカオ代表。偏差値30、評定平均2.2で慶應義塾大学にAO入試で現役合格。学校の成績は大学進学も危ぶまれる状況だったが、AO入試で慶應義塾大学に現役合格した経験をもつ。大学入学後は、一人でも多くの人にAO・推薦入試にチャレンジしてもらうべく、日本初のAO・推薦入試専門の家庭教師センター「家庭教師のカカオ」を設立した。趣味は温泉。温泉ソムリエ協会認定温泉ソムリエ。