教師番号
3205
大学
東京女子医科大学 医学部医学科
性別
女性
AO・推薦入試の受験経験
東京女子医科大学医学部医学科 指定校推薦入試 合格
AO・推薦入試の受験テーマ
指導可能な試験科目
志望理由書、面接、グループ討論

姉が重度の脳性麻痺を患っており、脳性麻痺の治療に携わりたいと思い、幼い頃から医師を目指してきました。自分自身も幼い頃からお世話になっている女医先生に憧れ、医師になりたいという決意を確固たるものにし、今医学部に通っています。
私は推薦入試は自身の思いと向き合うことができ、自身のさらなる成長につながる入試形式だと思っています。私自身が推薦入試を通して得ることができたものを今度は生徒さんに私が渡してあげられるように精一杯努めさせていただきます。
よろしくお願いします。

インタビュー

東京女子医科大学の推薦の内容

高野代表:合格された大学・学部・入試方式をお教えください。
家庭教師:私は東京女子医科大学医学部医学科指定校入試で合格しました。
高野代表:医学部医学科ってことなんですけども、まず医学部を目指したきっかけは何かあるんでしょうか。
家庭教師:私の姉が脳性麻痺という障害を負っていて、その脳性麻痺に対する治療に携わりたいと思ったのが最初のきっかけです。
高野代表:指定校推薦入試ということなんですけども、医学部を目指そうって思って、いろいろな道があると思うのです。入り方っていうのは。その時に推薦入試を選んだ理由っていうのは、何かあるのですか。
家庭教師:私はそもそも東京女子医科大学という大学に、どうしても入りたいという思いがあって、東京女子医科大学の受験方法には一般入試と一般推薦と指定校推薦があって、どれも受ける予定だったので、自分が指定校入試に応募できる評定を持っていたので、どうせすべての受験方法を受けるのであれば、指定校入試を受けてみようっていうことで、応募したところ、指定校入試の校内選考に残ったので、指定校入試をしていくことにしました。
高野代表:一般と一般推薦と指定校推薦のすべて受けるつもりで、準備されていたということなんですね。指定校推薦が一番最初ですか。
家庭教師:はい一番でした。
高野代表:指定校推薦でもしダメだった場合に一般推薦も考えられたということなのですけど、その準備っていうのは、どんな準備をされてきたのですか。
家庭教師:私はそもそも一般入試で最終的には、受けるっていうつもりで、指定校入試も挑んでいたので、私の高校が校内選考が終わるのが10月だったので、それまでの間は基本的には一般入試の対策を中心にやっていて、指定校入試とかその推薦関係の対策を始めたのは夏休みあたりからで、週2回ぐらいで、医学部専門予備校に通っていたので、小論文とかグループ討論とかの対策、2つとも両方両立してやっていました。
高野代表:推薦の準備っていうのは夏休みぐらいからで大丈夫だった、それとももうちょっと早くやっとけばよかったか、どう思われますか。
家庭教師:夏休み方でちょうど良かったと思います。それより前から始めてしまうと逆に、一般入試の勉強がおろそかになってしまうので、そう考えると夏休みからでちょうど良かったのかなっていうふうに私は思っていました。
高野代表:その対策っていうのも、小論文の対策で、志望理由書とか出願書類の対策とかはされなかったのですか。
家庭教師:出願書類は対策っていうよりかは、自分で何回も書いて、その医学部専門予備校の先生が、すごい推薦に特化している先生もいらっしゃったので、何度も添削していただいたりとかして何度も何度も推敲して書きました。
高野代表:家庭教師とか予備校とか、そういう専門の予備校とかありますけども、どんな対策してくれるのか、推薦に対してどんな対策してくれるのか、また先生がどんな対策指導してくれるのかを教えていただけますか。
家庭教師:小論文に関してはその何問も、週1に1つずつ課題が出されて、書いて時間内に書いて提出して、その小論文の先生に添削してもらったりとかしてやって指導していただいていました。グループ討論に関してなんですけれども、グループ討論は同じ受験方式の子が何人かいて試験にグループ討論があったりとかしたので、そういう子たち集まって、その一つ課題に対して、グループ討論をして、でこういうふうに話し合いを進めていけたらいいよね、みたいなことを先生に講評していただいたりとかして。医学部ってやっぱり扱うテーマとかが医療に特化していて、受験する前とかも出されたテーマが自分が知らないような医療テーマだったらどうしようとか、そういうものかもしれないってなった時は、対策としてその最近、重要視されているテーマだとか、よく出てくる医療テーマに関する記事とかを先生がくださって、それを読んでいくっていう、自分の勉強の合間に読んでいくっていう感じの対策をしてました。面接に関してなんですけれど、面接は先生一人に一人の先生だけじゃなくて、複数の先生2〜3人の先生に担当して頂いて、メインは一人なんですけれども、たまに他の先生とかにも担当していただいて、自分が例えば予想していなかったような質問とかされた時とか、一人の先生だと傾向が偏ってしまうけれど、複数の先生にしていただくことで、そういう形に対応する力を養っていただきました。最後なんですけれども、指定校入試とか一般推薦には、学力テストっていう特有のテストがあるけれども、内容は公務員試験とかのSPIにすごく似ていて、なので、SPIのテキストをやってました。
高野代表:東京女子医科大学に関しては、その試験っていうところで、SPIに似てるような試験が出るってことなんですか。
家庭教師:そうですね。SPIにすごい似ていて、SPIとかの高校の数学っていうわけではないんですけれども、すごくSPIに似ていて。中学受験の問題って、数式とかじゃないんですけど、思考力を養うような問題の対策をしてたので、数学の勉強もする、夏休みとかその入試直前とかは、学校の数学の勉強もしなきゃいけないし、ちょっと違った頭の使い方をする問題も、練習しなきゃならないので、そこは少し大変だったかなって思ってます。
高野代表:大学側としては、そういう試験があるよっていうのはわかる、過去問とか見ればわかると思うんですけど、SPIのテキストを使って勉強されたみたいな話もあったじゃないですか、そういうところとか、実際でも受験生は何も予備校とか家庭教師とか行っていない受験生からすると、なかなかそういう情報も乏しい状況じゃないですか。そういうのはやっぱり先生も予備校とか家庭教師とかにそういう情報を色々教えてもらったりしたってことなんですか。
家庭教師:そうでした。あと学校が過去に受験した人、例えば受験された方に対してアンケートをしていて、先輩方が書いてくださったアンケートとかあったので、結構その情報がすごく細かくて、面接官がこんな感じの配置だったとか、こういう問題が出たっていうのをわかりやすく書いてくれてたので、そういうデータの収集とかがすごく推薦入試では大切だなって思いました。
高野代表:そういう情報、例えば面接官が何人とかっていう情報っていうのは、やっぱり大事ですか。
家庭教師:大事でした。私はすごい緊張しがちなので、ドアを開けた先に何人とかいるのかとか、そういうことが少し情報としてあるだけで、心が違ったので、そういう情報、どんな小さな情報でもありがたかったです。
高野代表:自分の通ってる高校とか予備校とかがそういう情報をあまり持っていないってなると、もうその段階で受験としてはかなり難しくなってくる、結構そのライバルと差がついてきてしまうって感じになるのですかね。
家庭教師:推薦入試においては、結構そういう情報とかは大切だとは思います。
高野代表:1人で対策するってのは実際結構難しいなって感じますかね。予備校とか行かれたり、高校がすごい情報を持ってらっしゃったっていうのがあると思うんですけど、そういう情報がない中で一人で対策ってなると、合格ってのは難しいのですか。
家庭教師:一人では厳しい面もあります。やっぱりさっきの話じゃないですけど、面接官だとかそういう細かい、先輩たちがどうやってやってきたのかっていう情報とかっていうのは、一人だったら何も得られないので、やっぱり先生に頼ったりとか、周りの人に頼る、協力してもうっていうのは推薦入試にとっても大切だと思うので、私もそういう困ってる子がいたら私もサポートできたらなと思います。

東京女子医科大学に受かる人の特徴

高野代表:指定校にしても一般の推薦にしても、東京女子医科大学を受けようと思ってるあの方に向けて、何かこんな特徴があるよとか、入試の要綱には載ってないけど、こういうところを気をつけといた方がいいよみたいなことはありますか。
家庭教師:結構気をつけた方がいいというか、覚悟しておいた方がいいみたいなところは、これは予備校の先生から言われたことなんですけど、東京女子医科大学を卒業の女医さんって、結構気が強いというか、根がしっかりして意見がバシバシ言えてしまうような女性が多いらしいとよく聞いていて、やっぱり男性がやっぱり多いので、その中でも残れるようなっていう、したたかな女性医師を育てるっていう意味で女子医はすごい力を入れてるというので、面接官の先生とか、学長先生、理事長先生が出てくるんですけど、結構突っ込んできたりとか、人によるんですけど、結構圧迫に感じるような人もいるみたいで、そういう中でも別に屈せずに笑顔で自分がこういう考えを持ってる、もういっそのこと自分を取らないと自分を合格させないとそっちが不利になるよ、みたいなぐらいの強気で面接に挑むっていうのはすごい大切だと思います。
高野代表:東京女子医科大学に受かる人の特徴は何かありますか。
家庭教師:自分の意見をしっかり言えるような子、自己主張が強すぎるってだけではなくて、人のこともちゃんと気遣えるようなそういう子、やっぱりグループ討論とかで同じグループで合格した子がいるんですけど、やっぱりグループ討論とかでも、自分の意見をちゃんとしっかりと言うこともできて、グループで討論する上で、人のことも気遣える、〇〇さんどう思うとか、あまり話していない子にもちゃんと話を振れるような、そういう子が多いと思うので、そういうことを意識していくのが良いですかね。

東京女子医科大学の思考力テストとは

高野代表:医学部の推薦って他の大学もあるじゃないですか。その中で、東京女子医科大学の特徴、他の大学と比べての特徴って何かありますか。
家庭教師:そもそも思考力テスト、最後にある思考力テストっていうのは、かなり女子医特有のテストで、グループ討論っていうのも、女子医自体がTBL教育っていって、結構授業でも実際大学入った後の授業でも、グループ討論していくような授業があって、かなり重要視している大学なので、グループ討論とか主にすごい重要視されているような試験科目で、特有な試験科目と言ったら学力試験、思考力試験だと思います。
高野代表:SPIに似ているっていう思考力試験ですよね。対策の仕方としては、もう本当にあのSPIのテキストとかをやるっていうのが一番いいですか。
家庭教師:SPIの問題集はやっててよかったなって思います。
高野代表:それは大学側もそう言ってるんですか。
家庭教師:大学側はもう全然言ってないです。女子医は結構、推薦一般入試とか指定校入試で学力・思考力テストとかやっていて、多分代々、各学校とか各予備校とかで、そういう話が引き継がれているんだと思います。
高野代表:女子医の受験生にはいい話ですね。
家庭教師:かなり良い話だと思います。お得情報ですね。

東京女子医科大学の推薦入試でアピールした内容

高野代表:先生は、東京女子医科大学にどのような強みをアピールして受験されたのか教えていただきますか。
家庭教師:東京女子医科大学はそもそも先ほど私が医者になりたいと思ったきっかけとした脳性麻痺の研究を関東ですごく行っている、その先端の研究者の方が所属している大学として、まず私がその脳性麻痺の患者である姉を持っているとか、私の母も障害者のためのデイサービスを経営していたりとかして、そういう面で障害者の方の治療をすごいそういうことをしていきたいっていう熱量と、あと私が今まで、たまたまなんですけれども、私が診ていただいた病院の先生方が、女性の方が多くて、その女性の先生方は、みんなすごいその気持ちにも寄り添ってくれるし、すごい元気づけてくれるような、寄り添ってくれて、心が折れそうだった時とかも、すごい私の気持ちをよくわかってくれたっていう面が、私はこういうお医者さんになりたい、こういう女医さんになりたい、ってところから、女医の育成を強みとしている、東京女子医科大学に入学を決めました。
高野代表:ご自身の身の回りの体験から、志望校にマッチしていたということなんですね。

東京女子医科大学の推薦入試で一般入試との両立の仕方

高野代表:準備を進めていく中で、なかなか難しいなと思ったこと、難しかったことって何かありますか。
家庭教師:やっぱりその普通の一般入試のための勉強と推薦入試の両立がかなり、入試直前は特に厳しかった、大変だったなっていうふうに思います。
高野代表:どうやって両立させたんですか。
家庭教師:私の高校の担任の先生が親身になってくれる先生で、入試直前の時とかはその先生は数学担当の先生だったんですけど、問題のちょうど11月とか10月とかってもうだいぶ数学の範囲とかも終わっていて、ほぼほぼ問題演習の時間だったりするんですけど、そういう時になんかもう「やってていいから」みたいな感じで、思考力試験の手伝ってくれることとか、やってていいよって言って、させてる時とかあったりとか。思考力試験とか小論文とか、そういう科目に関しては、11月とか10月とか指定校の時期は、やっぱり一般入試ももしかしたら先に見据えてるかもしれない、一般入試の勉強全くしないわけにはいかないっていう時だったので、予備校の授業の時間と予備校の授業で出された宿題はしっかりとやって、それ以外の時間をそういう入試対策の時間に割り当てるようにっていう風に工夫して過ごしてました。
高野代表:本当にそれ以外の時間全部費やすって感じなんですか。
家庭教師:そうですね。8〜7割ぐらいは費やしていたと思います。自分でちゃんと時間割を決めていて、私はちょうどコロナがすごい流行っていた時期に受験生で、学校が休みの時とかも結構あったりとかして、そういった中で、なんかやっぱり時間管理っていうのは大事だなっていうふうにすごく思っていて。
高野代表:自分で時間割をつくるのですか。
家庭教師:時間割は自分で全部作りました。なんか自分はこの科目が苦手だから、1日1回は必ずやるとかみたいに決めて、例えばご飯そういう自分が例えば医療テーマの話、そういう記事とかはご飯を食べながら読むとか、そういう合間の時間を使って過ごしてましたね。もうそれぐらい現役でやりたいって、もちろん浪人しても医師になるつもりだったんですけど、現役で受かりたいと思っていたので。
高野代表:東京女子医科大学を受ける受験生に対して、もし先生が家庭教師として担当に就いた場合、先生が指導することになった場合、どういった指導内容になるのかなっていうのは、どのようにお考えですか。
家庭教師:まずその生徒さんに生徒さん自身がどういうところを主にやりたくて、どういうところに不安を持ってるのかっていうところを中心に聞いてそこ中心にやっていくとして、グループ討論とかは家庭教師だったら一対一なのでグループ討論は対策難しいと思うんですけど
例えば学校の先生とか友達とかに少し協力してもらったりとかしたり、あとはこういうテーマが出されやすいとかってことを私も結構アンケートとか、受験時代に読んできて、写真が残ってるかちょっとあれなんですけど、それを提示させてさせていただいたりとかして、話し方のポイントとかそういうことするといいよ、みたいなこととか、面接とかも一対一になっちゃうことが多いかもしれないと
なんですけど、こういう質問されたなっていうことを自分でも生徒さんにしてあげたりとかして、手助けになればなっていうふうに思います。
高野代表:最後に、受験生に向けて先生からメッセージをお願いできますか。
家庭教師:医学部の受験っていうのは本当に大変で、その中でもそのいろんな受験手段がある中で推薦入試っていうのを選ぶというのも一つの方法で、すごい大切な合格に向かうための大切なステップだと思うので、ぜひ一緒に合格をつかみ取りたいと思います。