こんにちは。AO入試・推薦入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)専門「家庭教師のカカオ」代表の高野祐大です。

AO・推薦入試(総合型・学校推薦型選抜)の肝となる出願書類の作成を進めていくと、作成前には思いも寄らないような疑問点が、次々と湧いてくるものです。今回の記事では、それら疑問点の中でも特に多い問題の一つ、「中学校時代の経験・実績もAO・推薦で使えるのか」についてお伝えいたします。

原則として高校入学後からの実績のみ

まず前提として、大学受験において、AO・推薦入試(総合型・学校推薦型選抜)の出願書類などに記載する経験や実績は、基本的には高校入学から現在までの経験・実績となるのが一般的です。これは高校の先生や予備校の先生に聞いても同様の答えになるかと思います。

しかしながら、そもそも受験生の皆が皆、数々の輝かしい経験や実績を、高校入学からの3年弱の間で、つくるというのはかなり困難です。大学受験までの3年弱の間に、出願書類に書ききれないほどの経験・実績があるのであれば、それはかなりのレアケースで、大変な努力を積まれていたのだと思います。そのような方には、ぜひAO・推薦入試(総合型・学校推薦型選抜)の対策を万全に、準備をしっかりと進めていけば、合格を勝ち取れるかと思います。

(無理筋だとしても)筋を通すことで、中学の経験・実績を使える!

「経験や実績が足りない!」とお困りの受験生の方々には朗報です。高校での経験・実績と関連づけることで、中学での経験・実績を出願書類に書く受験生も実は多いのです。例えば、現在用意している志望理由書につながるようなこと、高校で獲得した経験・実績を得るのにつながるようなことに、(多少無理をしてでも)筋を通してみます。自分や第三者にもしっかりと説明が出来るような関連付けをすることができれば、中学の経験・実績も使って良いでしょう。

あまり難しいことは考えずに、使えるものは使ってしまおう!

再度お伝えしますが、基本的には大学受験において選考対象となる経験・実績は「高校入学以降」となります。ただ、前述の通り、志望理由や高校での経験・実績に繋がりをもたせることで、アピールする題材を増やすことは大変有効です。まずはあまり難しく考えずに、“使えるものは使ってしまう”といった考え方でも良いでしょう。

●「活動報告」は「志望理由」の裏付けになるようにする
https://cacao-nyushi.com/blog-urazuke/

●大学入試のAO・公募推薦「活動報告書」の書き方のルール<超・初級編>
https://cacao-nyushi.com/blog-hokoku/

ただ、大学・学部によっては選考に際して、独自の厳しい基準を“水面下”で設けている大学・学部もあるのも事実です。その点は、志望校に合格した先輩やその志望校に精通した先生と一緒に、戦略をよく練っていくことが大切です。

この記事を書いた人

高野 祐大
高野 祐大
家庭教師のカカオ代表。偏差値30、評定平均2.2で慶應義塾大学にAO入試で現役合格。学校の成績は大学進学も危ぶまれる状況だったが、AO入試で慶應義塾大学に現役合格した経験をもつ。大学入学後は、一人でも多くの人にAO・推薦入試にチャレンジしてもらうべく、日本初のAO・推薦入試専門の家庭教師センター「家庭教師のカカオ」を設立した。趣味は温泉。温泉ソムリエ協会認定温泉ソムリエ。